改訂版・鈴木ビネー知能検査の古市出版

改訂版発刊の経緯

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改訂版発刊の経緯

鈴木治太郎博士は、アルフレッド・ビネーの創見の精神に基づき、それに修正を加えて、わが国の子どもの知能発達の程度を測定・診断する「個別知能測定尺度」の創設を目指し、これを完成されました。その結果、「鈴木ビネー式知能検査」の検査法は、実施時間が短くて済むこと、言語性の課題を含めた一般的な知的能力を測る検査としては、成人で精神年齢を測定し、古典的な定義による知能指数を算出できる唯一の尺度となっているということで、各方面から愛用されてきました。
ところが、図版や用具が当時の社会状況にそぐわないことから、改訂の必要がありました。しかし、鈴木治太郎博士から「改訂は断じて許さない」と言明されているので、当時のままになっていました。
しかし、このたび鈴木治太郎博士のご子息、鈴木治夫氏から許可を得ることができて、改訂版発行の運びとなりました。改訂は、あくまでも原著者、鈴木治太郎博士の精神に沿って最小限の枠で検討しました。

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